NYダウとは

NYダウとは、正式名称を「Dow Jones Industrial Average(DJIA)」といい、ダウ・ジョーンズ社というアメリカの経済ニュース通信社が算出している株価指数のことで、世界の株式市場に大きな影響をおよぼしています。日本では、「ニューヨーク株価平均」「ダウ工業株30種平均(ダウ平均)」「ダウ平均株価」などとも呼ばれています。NYダウは、「ナスダック総合指数」や「S&P500」と並び、アメリカの代表的な株価指数となっています。NYダウには3種類あり、一般に「ダウ平均」と呼ばれている工業株30種平均株価、主に航空・鉄道関係の輸送株20種、主に電気・ガスなどの公共株40種となっています。NYダウの構成銘柄は30ありますが、この銘柄は、時代の流れに従って入れ替えがなされています。ちなみにNYダウの算出が始まってから現在までで、NYダウの構成銘柄からずっと外れなかった企業は、ゼネラル・エレクトリック社1社のみだそうです。

日経平均株価とNYダウ

株価指数とは一定の計算方法で個々の株価を総合して数値化したもので、株式相場の状況を示すデータですが、日本の株価指数においても、NYダウの算出方法は採用されています。その株価指数が「日経平均株価」です。東証第一部上場銘柄のうち、特に取引が活発な225銘柄を日経平均株価は対象にしていますが、この算出方法は、NYダウの算出の際に使われる「株価平均型方式」を基に算出されています。それゆえ、かつて1975年から1985年まで日本経済新聞社がダウ・ジョーンズ社と提携し東京証券取引所の平均株価を「日経ダウ平均株価」の名称で発表していました。NYダウを構成している銘柄は金融やハイテク、医薬品などの業種で世界を代表する企業が名を連ねています。投資をしていなくてもNYダウの動向が日本の経済や生活に影響することも少なくないと思います。興味があれば、NYダウの株価速報やNYダウ先物リアルタイムチャートなどもネットで見ることができます。

構成銘柄

NYダウの工業株30種平均株価の構成銘柄は、「工業株」と言っても工業以外の業種に属する企業も現在では含まれています。NYダウの2008年2月現在の工業株30種採用銘柄を見てみると、アルコア、アメリカン・インターナショナル・グループ、アメリカン・エキスプレス、ボーイング、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、キャタピラー、シェブロン、デュポン、ウォルト・ディズニー・カンパニー、ゼネラル・エレクトリック、ゼネラルモーターズ、ホームデポ、ヒューレット・パッカード、IBM、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン・チェース、コカ・コーラ、マクドナルド、スリーエム、メルク、マイクロソフト、ファイザー、プロクター・アンド・ギャンブル、AT&T、ユナイテッド・テクノロジーズ、ベライゾン・コミュニケーションズ、ウォルマート・ストアーズ、エクソンモービルとなっています。こうしてNYダウの構成銘柄を見ると、株式投資をしていてリアルタイムチャートのデータをチェックしているような人でなくても聞いたことがある企業やよく知っている企業が多いですね。

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